3号警備（貴重品運搬）とは？
警備業法上の分類で「3号警備」と呼ばれる警備のうちの1つが貴重品運搬業務です。
業務内容としては、銀行などによる高額の現金の輸送や、貴重品、美術品など高い価値のあるものを警備員が盗難等の事故の発生による損失が起きないように警戒しながら輸送する警備です。その他にも、ATMへの現金の補填業務や、店舗等の売上金 の回収・精査業務、また金融機関への入金などの業務を行います。
また、貴重品運搬は、運転など、警備と輸送を同時に行う場合と、警備のみを行う場合があります。警備と輸送を、並行して行う際は、特殊車両の運転をする事もあり、安全面などの部分で、高い運転技術が求められます。場合によっては、列車や飛行機、船などを利用し、輸送する事もあります。運転が得意、好きだという方は警備会社に転職する際に3号警備を検討してみるのもありです。
3号警備（貴重品運搬）の特徴とメリット
とても重要な役割であり責任感が求められる業務のため、正社員が勤務することが殆どで、信頼できる人がアサインされます。
1号や2号の警備業務と比較すると、超高額なお金や資産を守るため、プレッシャーが大きく、強靭なメンタル、責任感が必要になります。高額な現金、資産が動く場合、強盗などのリスクもあるため、警備員は警戒杖を所持し、防護服、盾を装備します。また非常時の為に、警笛やペイント弾などを所持し、万が一強盗が現れた際に、逃がさない様、工夫がされています。
また、3号警備は警備業者数10359業者のうち670業者と6.5％しかない（令和3年末）ため、警備会社に転職を検討している方は転職先の警備会社が3号警備が業務内容にあるかどうかをチェックする必要があります。
警備をやりたくて責任感とメンタルの強さに自信がある方は3号警備を実施している警備会社に転職してみてはいかがでしょうか？
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